◎法観寺の境内にある五重塔
◎聖徳太子の創建ともいわれる
◎法観寺は八坂神社と共通の祇園の神を祀っている
ゆかりの人物:聖徳太子(創建と伝えられる)、足利義教(五重塔再建)
創建:飛鳥時代(言い伝え)
法観寺は八坂神社と共通点がある
法観寺の五重塔は八坂にあるので、八坂の塔とよばれる。
八坂といえば八坂神社があるが、法観寺と八坂神社には類似点がいくつかある。
◎法観寺の古い境域図には祇園社(=八坂神社)が含まれている。
祇園社(八坂神社)は、飛鳥時代、この地に渡来した高句麗人がつくった。
牛頭天王を祀ったものだ。
高句麗人は、この地が坂が多く八坂とよばれたことから八坂氏を名乗った。
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◎法観寺と八坂神社は一直線で近い。
地図上でみると一直線で600メートルほど。
◎法観寺は現在は臨済宗だが、地主神として祇園神を祀っている。
これらをみると法観寺も八坂氏と関係が深そうだ。
五重塔だけが再建された
法観寺は、室町時代の時点では広い敷地をもっていた。
しかし、幾度か焼失し応仁の乱も経るにつれ、その都度再建されたのは塔だけで、遺構もほぼない。
現在の塔は、1436年の大火災で焼失したあと1440年に足利義教が再建したもの。
重要文化財
法観寺五重塔(八坂塔)
宗教
臨済宗
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